「熱中症ゼロへ」イベントレポート(2023年 その3)「熱中症ゼロへ」イベントレポート(2023年 その3)

巣鴨地蔵通り商店街×大正大学×「熱中症ゼロへ」プロジェクト 真夏の熱中症予防啓発呼びかけイベント  

「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、本格的な暑さを迎えるにあたり、2023年7月22日(土)、巣鴨地蔵通り商店街にて、熱中症予防啓発の呼びかけを実施しました。

総務省消防庁によると、2022年5月~9月に熱中症で救急搬送された人は71,029人で、このうち65歳以上の高齢者が占める割合は、54.5%(38,725人)となっています。「熱中症ゼロへ」プロジェクトが実施した意識調査(※1)では、60代以上のおよそ9割が10年前よりも熱中症に気を付けるようになっていることがわかりました。
一方で屋内では熱中症への意識が十分でないことや、予防・対策においてエアコンの使用に積極的ではない方もおり、このたび巣鴨地蔵通り商店街協力のもと、商店街にお越しの方へ、盛夏における熱中症対策の大切さを呼びかける取り組みを実施しました。
当日は、日本気象協会の気象予報士に加え、地域創生活動の一環として巣鴨のまちづくりにも参画している大正大学の学生たちも一緒に、商店街にお越しの方や、店舗への呼びかけを行いました。
中には当日はかなり暑くなった(東京都心の最高気温は33.4℃)からか「急に暑くなってびっくりしている」という声や、「暑かったのでこうした熱中症対策商品を配っていただけるのはとても助かる」という声がありました。

商店街にお越しの方、通行人に呼びかけを行い、暑さ対策商品のサンプリングを行いました。

「熱中症ゼロへ」プロジェクト 公式啓発ツールとオフィシャルパートナーの暑さ対策商品

呼びかけとともに行った「いつ頃から熱中症対策を始めますか?」というアンケートでは、
6月上旬という回答が一番多く、次に7月上旬、5月上旬・下旬という結果になりました。

商店街の店舗への呼びかけ

予防啓発にご協力いただいた「熱中症予防呼びかけ店舗」では、夏季期間中に来店されたお客様へリーフレットを配布するなど熱中症予防のためにお声がけいただきました。
また、「熱中症予防呼びかけ店舗」は、対象店舗であることが分かるよう店頭にステッカーを設置しました。

■商店街の店舗の方への呼びかけの様子

■「熱中症予防呼びかけ店舗」にお配りしたステッカー

呼びかけ店舗の方からは、「地蔵通り商店街という土地柄高齢者のお客様も多く、最近では非常に暑い日が多くなってきているので、お店でも熱中症対策の呼びかけはとても重要で気を使っている。」「商店街の複数の店舗で同じように啓発の呼びかけをしていくことはとても良い活動だと思いますし、活動に協力して積極的にお声がけしたい」といったようなお声をいただきました。

「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、今後も引き続き「知って、気づいて、アクション」という3つのステップで対策いただけるよう、継続的な啓発を目指してまいります。

※1:熱ゼロ研究レポート:巣鴨地蔵通り商店街で聞いた熱中症意識調査結果
https://www.netsuzero.jp/netsu-lab/lab13

●サンプリングを行った暑さ対策商品
エバラ食品工業株式会社:浅漬けの素 レギュラー
カバヤ食品株式会社:塩分チャージタブレッツ試供品
佐藤製薬株式会社:ユンケル ローヤルアクア
花王株式会社:ビオレ冷タオル
いなばペットフード株式会社:CIAOちゅ~るまぐろ/いなばちゅ~る総合栄養食とりささみ

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