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2022.06.14熱中症ゼロへ

熱ゼロ研究レポート「真夏の室内環境変化に関する観測調査」を公開

「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、夏の室内での温度変化や冷房の効果、キッチンで火を使った場合の環境変化を調査するため、サーモカメラによる撮影、およびWBGTの測定を行いました。
本観測に関する詳しい内容は、熱ゼロ研究レポートのページからご覧ください。

「真夏の室内環境変化に関する観測調査」
https://www.netsuzero.jp/netsu-lab/lab12

暑さ対策を全くしなかった室内では、温度が34.5℃、またWBGTも厳重警戒ランクと室内全体が暑くなる様子がうかがえたほか、エアコン・サーキュレーターの使用によりWBGTが24.4℃と「注意ランク」まで下がる様子も観測されました。冷房を適切に使うことで、熱中症になりにくい涼しい環境を作ることが重要です。
また高温多湿となりやすく、熱中症に注意が必要なキッチンでも観測を行い、実際に鍋を火にかけ換気扇を回すなど、普段の生活シーンを模した環境での観測結果も本研究レポートページにて公開しています。

熱中症は屋外だけでなく、室内にいても条件次第ではかかる可能性があります。室内における環境変化の様子を知ることで、注意すべきポイントや必要な対策を改めて確認しましょう。また、本格的な暑さを迎える前に、家族などと熱中症や冷房の使用について確認することも大切です。