かき氷を食べてクールダウン!オリジナルかき氷レシピかき氷を食べてクールダウン!オリジナルかき氷レシピ

熱中症ゼロへ×日本かき氷協会

「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、協力団体である一般社団法人 日本かき氷協会とのコラボにより、誰でも自宅で気軽に作ることができるオリジナルかき氷レシピを共同開発いたしました。

このレシピは、いずれも下記3つのポイントをクリアしており、熱中症に負けない体づくりをサポートする目的で考案されたものです。簡単で美味しいレシピが揃いましたので、ぜひ試してみてください!日本かき氷協会監修の「かき氷トリビア」も必見です!

“クールダウンかき氷”
3つのポイント

  • ポイント1一杯200cc前後を目安に、無理なく食べきれるサイズである
  • ポイント2氷にかけた状態で、0.1%から0.2%の塩分を含んでいる
  • ポイント3味や見た目などを工夫し、清涼感が得られるかき氷である

オリジナルかき氷レシピ

塩グレープフルーツのかき氷

塩グレープフルーツのかき氷
材料 4人分
グレープフルーツ2個(約300g)
砂糖100g
約1g
約300g
作り方
1グレープフルーツは皮をむき、薄皮も取って食べやすい大きさにほぐす。
2砂糖と塩を加えて冷蔵庫で冷たくなるまで冷やす。
2氷を削り、(2)をかけたら出来上がり。
アレンジアイデア
グレープフルーツは、ルビー(赤)とホワイト(白)2種類の果肉を使うと見た目がより華やかになります! また、同じレシピでキウイなど別のフルーツを使ったシロップもオススメです。

塩スイカのかき氷

塩スイカのかき氷
材料 4人分
スイカ2切れ分(約150g)
砂糖120g
約1g
150g
レモン汁1/2個分(約15g)
300g
作り方
1砂糖と塩と水を鍋に入れて溶けるまで加熱し、粗熱が取れたらレモン汁を加えて冷蔵庫で冷たく冷やしておく。
2スイカは食べやすい大きさに切り、種を取り除く。
2氷を削って(1)をかけ、その上からもう一度氷を削って(1)をかけ、最後にスイカを飾って出来上がり。
アレンジアイデア
スイカをお好みのフルーツに変えてもお楽しみいただけます!

塩きなこと小豆のかき氷

塩きなこと小豆のかき氷
材料 4人分
あずき缶100g
牛乳150g
コンデンスミルク150g
きな粉大さじ4
塩ひとつまみ
300g
作り方
1コンデンスミルクと牛乳はよく混ぜて冷やしておく。
2きな粉に塩ひとつまみを加えてよく混ぜておく。
2氷を削って(1)をかけ、その上からもう一度氷を削って(1)をかける。
2(3)の上に小豆を乗せ、(2)の塩きな粉をかけたら出来上がり。
アレンジアイデア
きな粉をお抹茶に変えると宇治ミルク金時に変身!

~読んでクールダウン~「かき氷トリビア」

【1】 日本でかき氷が食べられるようになったのは、いつから?

日本で初めてかき氷のことに触れた文献は、清少納言の「枕草子」です。第42段の「あてなるもの(上品なもの)」には、「削り氷(けずりひ)にあまづら入れて、新しき金椀(かなまり)に入れたる」とあります。つまり、清少納言は「削った氷に甘茶蔓(あまちゃづる)から抽出した蜜をかけて、よく冷えた新しい金属の器に入れたものはとても上品である」と書いているのです。「枕草子」は長保3年(西暦1001年)にはほぼ完成していたといわれているので、今から1020年前には、もうかき氷を楽しんでいた人がいるということになりますね。

【2】 かき氷が食べたくなる気温は、何℃から?

一般的には、気温が30℃を超えるとアイスクリームよりもかき氷の売り上げが伸びるといわれています。アイスクリームは気温が22℃を超えると売れ始め、25℃~30℃で最も美味しく感じられるそうなのですが、気温が30℃を超えてくると、より冷たさを感じられて清涼感があるかき氷や氷菓の方が人気なのだそうです。
(出典:日本アイスクリーム協会 2012年実施アンケートより)

【3】 かき氷を美味しく食べるための工夫は?

家でかき氷を作って食べる際には、なるべく氷を薄く削るとよいでしょう。薄く削られた氷は口の中ですっと溶けるため、頭がキーンと痛くなる「アイスクリーム頭痛」が起きにくくなります。氷を薄く削るコツは、次の2つ。
●かき氷機の刃を氷に当てるとき、かんなや鰹節削り器と同じように刃を寝かせて(氷と水平になるように)ほんの少し角度をつけるとよい

●冷凍庫から出したばかりの硬い氷ではなく、室温で少し戻した柔らかい氷を使う
(注:かき氷屋さんによっては、削り方により冷凍庫から出したばかりの硬い氷を使うこともあります)

今度、かき氷を作る際にはぜひ試してみてください!